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疼痛緩和とQOL

疼痛緩和とQOL

前回は痛みや異変のサインについてをお話ししました⇒前回の記事
今回はへーたにしてあげる事が出来ず、今なおその深い苦しみから逃れられないでいる思い
【癌性疼痛の緩和】についてお話しをしたいと思います

痛みと言ってもその種類は様々であると思います
私達が感じる痛みも場所や部位によって感じ方は違うし、その表現もガンガン・チリチリ・ズキンズキン等色々、何とも形容し難い苦しみや辛さを伴っているのが病気というものなんですよね
食べようとしない・動かない・眠れないのも身体が辛い状態にあるから
自分達も経験しているはずなのに、現在進行形でないとつい忘れがちになり気付けなかったりしてしまいます
へーたの状態に関してもそうでした
深刻な状態である事は認識しているのですが、獣医師からの打診や説明がない事からその対処・処置が遅れ十分な緩和治療をしてあげる事が出来ませんでした
参考にさせて頂いた同じ病気の猫ちゃんのブログで知り得た情報や、私のブログにコメントを寄せて下さった方からの情報もあり、へーたの沈鬱な状態をみて癌の疼痛緩和に処方される薬の使用を私の方から主治医に申し出て初めて使用に至ったんです
骨浸潤の進行を抑える効果のあるビスホスホネート製剤は、主治医の方からこの薬を使ってみましょうとの打診があり、癌が再発した時点で使用を開始しています
これについては、CT検査等からへーたの癌の特性として骨浸潤が強い事がわかっていたから、すぐにその進行を抑え痛みを緩和する為の薬の処方となったのだと思います
この薬の持続期間は個体にもよりますが約1ヶ月程
へーたは点滴に入れての処置でしたが、取り扱っている病院もあまりないようで、1ヶ月毎の定期検査の際に高度医療センターでの処置となっていました
ですがこの薬の特徴は骨吸収抑制・骨痛緩和・骨転移抑制 と骨に特化しているものである事
ある程度の鎮痛効果はあるといっても、癌患者への疼痛緩和として使用される薬とは違います
そしてへーたの状態が日々変化していく中で、あまりにも沈鬱なその状態を何とかしたくて主治医に申し出て、癌の中等度の痛みに使用される非麻薬性オピオイド鎮痛薬『トラマール(トラマドール)』の処方となりました
そしてこの薬を使用した後のへーたの変化を見てやっと気付く事が出来たんです

へーたは苦しかったんだ
痛かったんだ
辛かったんだって
それにじっと耐えて毎日頑張ってくれていたんだって

薬を使用した当時のへーた⇒トラマール服用時の様子
ご飯食べた~いって来てくれたのもその辛さが和らいだから
本当に驚く位元気というか、動き回ってくれて(ハイ・興奮状態からくるものでしたが)、それまでの状態とは明らかな変化がありました
ですがこの時の薬の量がへーたには多過ぎたようで、脳圧が上昇し前庭疾患のような症状を示し倒れこんでしまった事から、いったん使用を中止しステロイドで状態改善の経過をみる事になってしまいました
これから徐々に薬の量を調整しながら、へーたの苦しみを少しでも取り除いて生活の質を保つ努力をしていくつもりでした
それがまさか・・・
効果を実感出来る使用がこの一度きりになってしまうなんて思いませんでした
一時的なものでも使用量を間違わなければこんなに元気になってくれたのに、なんでもっと早くから出来なかったのか
もっともっとへーたを楽にして過ごさせてあげる事が出来たのに・・・
その方法がありながら上手にコントロールしてケアをしてあげる事が出来なかった自身の無力さ・無知さが本当に情けなくて、申し訳ない思いでいっぱいで心はどうにもならなかったです

前回の記事でご紹介したアニコムさんのサイトにも記載されています
癌の痛みを抑える事の重要性という項目で出来るだけ早期に治療を開始する事が勧められており、これにより痛みの緩和が出来るとあります
軽度の痛みの第1段階から重度の第3段階まで痛みの程度により薬を変えて対応が出来るようになっています
治療が遅くなると痛みが強くなり薬が効き辛くなってしまうようです

私がサインを見逃していたのもあります
術後はみんなのお皿にも突進してしまう程の食欲があったのに、胃チューブでの食事に慣れ、いつの間にかご飯の準備をしていても動こうとしなくなったへーたの変化、それもサインだったのに・・・
もっと積極的な説明が欲しかった
癌が再発した時点で今後について、予想される状態、有効と思われる治療に関しての有益な話し合いが出来たら良かった。。
癌に対する一般的な治療として、このように痛みの程度による段階的な薬の使用を勧めているにも関わらず、実際の現場ではそれがきちんと出来ていない
必死なのは私達家族だけで、病院側(高度医療の主治医・地元かかりつけ医)からの積極的な姿勢は感じられませんでした

知らないでいる事・出来なかった事がこんなにも心を苦しめるのに。。

猫さんは人間の4倍も速いスピードで時間が流れていくんだよね
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次の検査の1ヶ月後までの間に状態は日々変化していって、この傾きも痛みのサインだった
P1030963_convert_20151219123446.jpg

穏やかに眠れる時間もっともっと作ってあげたかったよ
P1030965_convert_20151219123532.jpg

病院側や主治医の方からどんどん治療を勧められる事って、必ずしもそうあるとは限らないかもしれません
他の病気の場合はわかりませんが“癌”という病気に対しては、こちらが働きかけないとあまり積極的な治療を行ってくれないのかな・・と感じました
実際かかりつけ医にはリンパ腫疑いの時に言われましたしね
『どんな治療をしても結果は同じ、たいして変わらない、だから自分は抗がん剤治療を行いません』と

でもね
たとえその先に訪れる結果が同じであるとしても、それまでの経過は全然同じじゃない
苦痛を取り除く事が出来るのなら、その子にとっての生活の質はまったく違ったものになるはず
だって本当にビックリしたもの
薬を使用した時のへーたの様子
辛いのが和らいで、ご飯も食べた~いってしてくれて、動き回れて、嬉しそうだった

愛しい我が子だからこそ、痛いの、苦しいの、少しでもなくしてあげたいよね

痛くないかもって思っても病気で苦しいのは絶対です
わかっていない、言葉に出来ないだけで、その子はその辛いのと必死に闘って耐えているんだと思います
だから今病気と闘っていて薬を処方されていない子がいたら、主治医と相談して疼痛緩和をしてあげて欲しいなって思います

へーた
おかーちゃんバカヤロウでごめんね
へーたが教えてくれたいろんな事、無駄にしないように頑張るからね

いっぱいいっぱい頑張ってくれて本当にありがとう


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~ Comment ~

NoTitle

頑張れ! へーた!v-350
  • #1116 ゲンタくんのパパ 
  • URL 
  • 2015.12/20 07:22 
  •  ▲EntryTop 

NoTitle

痛みは 本人 本ニャンにしかわからないから、
すごく難しいケアですよね。
以前にも書きましたが、私は50肩で へーたちゃんと同じ  トラマールを毎日服用していた時期があります。
最初は 痛み止め、しかも 癌の・・・と抵抗がありましたが、
痛みで何回も起きてしまう、何もしていなくても とにかく痛い。
普通の生活をする上で、必要なものと思い、3か月位使いました。

自分に痛みがあったとき、ニャンも こういう痛い苦しい思いをさせてしまったのかと、
余計に彼らのその当時のことを考えてました。

獣医は 犬猫は痛みに強いと、良く言いますが、
そんなの本当??
痛いときは 痛いよ~~。

痛み 苦しみ・・
愛しい子だからこそ。
それを取り除いてあげたい。
私も 同じです。

今は若く問題ないけれど、いつか 大きな悩みができるかもしれない。
その時に 今までの経験が いい方向に役立てば・・・と思います。

NoTitle

辛い、苦しい、痛い・・・そんな思いをさせてしまった・・・
これは相当辛いですよね。
私が碧の死に執着し続けるのは、まさにそれが原因です。
苦しんで逝かせてしまったから・・・

昴流のとき、状態を楽にするために痛み止めを処方してほしいと
主治医に頼みました。
治療の妨げになるかもしれないけれど、可能な範囲で。
お薬を飲ませると、いくらかマシに見えました。
北都ちゃんのときも、同様です。
聞いたから使えた・・・聞かなければそのままでしたね。

癌だともっと厳しいですよね。
痛みに強いのではなくて、我慢強いのだと思います。
人と違って・・・人にもよりますが・・・

碧のときは、そんな風に考えることもなかった・・・
主治医の言うようにしていました。
病院は治療方法はどんどん提案してくれますが、確かに痛みについての説明は少ないように思います。

Re: NoTitle

e-53ゲンタくんのパパさんへ

コメント有難うございます


e-53まぐろさんへ

痛みに関してそれがどれだけ辛い事か、自身の経験からわかっているはずなのに今痛くないと、それがどんなだったかを忘れがちになってしまいます
私もリウマチの痛みがあり涙を流すほどなのに。。
本当にその通りで、自分が痛い・苦しい状態になって『あぁ、この子達はこんなに辛い状況に声も出さずに耐えているんだ』と思い知らされるんですよね

猫ちゃんは痛みに強いといろんな所で見ますが、強いからと言って痛くない・苦しくないわけじゃないですよね
愛しい子が苦しんでいる
そう思うだけで自分の心が痛いです

セブンくん、エイトくんはとても心強いですよ!
まぐろさんがお母さんなんですから(*^^*)


e-53星澤さんへ

本当にそうなんですよね
こんなに苦しいのに耐えて頑張ってくれていたんだと思うと・・・

昴流くんも北都ちゃんも痛み止めを飲んでいたんですか
星澤さんの碧くんとの経験が、昴流くん・北都ちゃんを苦しめたくないときちんと活かされていたんですね
獣医師の方から
コレを使ってみましょう、こんな方法があります等、なかなか積極的には言ってくれないような気がします
良い医師はいろんな事を提案して選択させてくれるのかもしれませんが、そんな医師ばかりではないですしね

私もそう思います
痛みに強いのではない・必死に耐えているんだと

私も癌との闘いなんて初めてだからわからない事だらけで、へーたに苦しい思いをさせてしまいました
私達自身がある程度の知識を持っていないと、出来る事があった事も知らないままでまた同じ事を繰り返してしまいます
そうならないように経験を無駄にしないよう頑張らないとですね

NoTitle

はじめまして。
まずはへーたちゃんの安らかな眠りをお祈りもうしあげます。
私も今年7月愛猫を悪性リンパ腫と扁平上皮がんで亡くしました。
口の中と鼻の奥と眼球奥にがんが広がっており、
最期は目もなくなってしまいました。
私は人間の看護師なので、余命数ヶ月と宣告されてすぐに、
ペインコントロール、疼痛緩和をはじめました。
そのおかげか最後まで自力で食事していました。
使ったのはフェンタニルパッチです。
あと私の病院でも、末期のがん患者様には精神安定剤を出すので、
これも飲ませていたおかげで睡眠もスヤスヤととれていました。
これはセルシンというお薬で、頭痛や腰痛などにも処方されることのある、
痛みを和らげ、不安をとりのぞく、効果の柔らかなお薬です。
猫ちゃんは、痛い・具合が悪い・体が思うようにならない=とても不安
だと思いますので、こういうお薬も必要かと思います。
抗がん剤はいろいろ調べましたが、このがんにはこの抗がん剤が効く!
という情報を調べていくと、じつは猫ではあまり効かず、犬によく効くというのが多かったです。
そして、やはり抗がん剤の副作用は、猫ちゃんにとっては大変辛いものです。
悪性リンパ腫に効くといわれている抗がん剤も副作用が大変きつく、
犬ほどには寛解せず、また、寛解しても90%が再発するという事実を知らない飼い主さんが多いと思います。
それを説明せずに抗がん剤をすすめる獣医には疑問です。
7,8才以下で、まだ体力があり、しっかり食べれていて、悪性リンパ腫だけだったら
副作用がひどかったらすぐやめるという条件で抗がん剤を使ったかもしれませんが、
うちはもう17歳でしたし、余生を苦しまずに過ごさせることに主眼を置いて看護したのですが
とても後悔している点があります。
私の病院の医師に、最期やすらかに逝けるには何が必要か聞いたところ、
「どんな病気でも、酸素」と言われ、酸素ボンベを用意しました。
最期、呼吸困難になり、酸素のマスクをあてたのですが、
とてもいやがって逃げてしまい、酸素はあきらめて見守っていると
大声で大声で叫んでから亡くなりました。
病院で絶叫して亡くなる患者さんはいません。
やはり酸素マスクをあてているからだそうです。
私は猫が臨終時にマスクなんていやがるだろうということに気づかなかったのです。
ペット用酸素ルームをレンタルするべきだったと本当に後悔しています。
最期の最期までは、おだやかに過ごさせることはできましたが、
まったく思っていたのとは違う結果になりました。
猫ちゃんの看護は本当に難しいものだと思います。
看護師でもこうなのですから、ショコラさんもあまり気にやまないでください。
はじめてで長文もうしわけありません。

masamiさんへ

初めまして
へーたへのお悔やみの言葉どうも有難うございます
そしてmasamiさんの愛猫ちゃんもお空へ旅立たたれたとの事、心よりご冥福をお祈りいたします

やはり知識のある方はその対応や選択肢も広がり、愛する我が子に何をしてあげられるのかを早急に判断し、獣医師とも治療・処置の確認等が出来てよいですね
初めての経験ではわからない事だらけ、医師の方からの説明や提案を積極的にして頂かなければ、私達にはその治療を行うか行わないかの選択する事すらも出来ません
お世話の合間に色々な方のブログでの闘病記を検索し情報を求める日々でした

へーたの闘病を記録する中でフェンタニル等の麻薬系のお薬の話しも当時しましたし、コメントを下さる方の中でセンシルの情報も頂いたりしていました
麻薬系の薬は免許を持つ医師しか取り扱えない事から、まずはトラマールの服用となったのですが、遅すぎた、第1段階の薬からもっと早くにコントロール出来ていたら良かった・・・と後悔が残ります
酸素についてそのようなお話を聞く事が出来ていたら、また違った“今”があったのかもしれません
ただへーたの口内の腫瘍が気道を塞ぎ、酸素室を用意してもほとんど意味はないと言われ、酸素に関して呼吸の辛さに関してどう対応したらよいのか迷っていたんです
効果はわからなくてもやはり酸素室も準備して様子をみてみるべきでした

少しでも穏やかな日々を
それこそ私達が病気で苦しむ我が子に望む最大の思い・願いなのではと思います
知らないでいた事が心の苦しみを生む
そうならぬよう、一つの情報として目に止めて頂けたら・・と経験から感じた事を記事にしました
masamiさんの経験談のコメントの中にもたくさんの情報が詰まっています
そのお話しがどなたかのお役に立つかもしれません
色々とお話し下さり有難うございました

参考になった一人です。

やはり酸素なんですね。貧血のデラにしたら一番酸素室が必要な事だったのかもしれませんね。
普通に過ごしていたけど、呼吸も普通に見えていたけれど、やはり苦しかったのかなあ。

輸血の前に毎月借りてあげていたら、また何かが少し違っていたのかなぁ。。。人間用の携帯用酸素も試してみればよかった。

など、やっぱり今になっても、色々と考えてしまいますね。

tomoさんへ

こうして色々な方のお話しが聞けると、今後の為にも知識が増えてとても参考になりますよね

私もへーたの闘病中の写真を見ながら今回記事を書いたので、あぁこの時のへーたは苦しかったんだなって辛くなり、涙で何度も中断しながら思いをまとめました
苦しそうなのがわかっていたのに、どうしようか迷って酸素室の準備が遅れ間に合わなかった事、本当に悔やまれます・・

デラちゃん、あの数値では普通は倒れ込んで動けない位の貧血だと思います
家の母も倒れましたから
それなのに本当にすごい子、頑張り屋さん
してあげたかったいろんな思いがまだまだ溢れてしまいますね。。
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